CRI online 2019年11月24日(日) 12時50分
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習近平国家主席が22日、北京でキッシンジャー元米国務長官と会見しました。キッシンジャー氏は21日から22日にかけて、北京で開かれた「2019年ニューエコノミーフォーラム」の出席で中国入りしたものです。 同氏が滞在先の北京で、「中国自身が一つの文化である。こうした文化を理解してこ...
習近平国家主席が22日、北京でキッシンジャー元米国務長官と会見しました。キッシンジャー氏は21日から22日にかけて、北京で開かれた「2019年ニューエコノミーフォーラム」の出席で中国入りしたものです。
同氏が滞在先の北京で、「中国自身が一つの文化である。こうした文化を理解してこそ、中国という国を初めて理解することができる。もし理解されなければ、中国も客観的に取り扱われることはない。そうしたところこそが、目下の中米関係に深刻な問題が生じた要因の一つかもしれない」と指摘しました。
一方、「中米は昔の米ソ冷戦のような関係になり、ひいては熱戦にエスカレートする可能性は」というフォーラム出席者からの質問に対して、キッシンジャー氏は「中国は大きな経済大国で、米国と多くの面でつながっている」ということを指摘したうえで、「中米間に多くのずれがあるものの、軍事衝突を引き起こすほどのずれは一つもない」という見方を示しました。
岐路に立つ中米関係は今後どう向かっていくのか、まさに双方の知恵にかかっていますが、キッシンジャー氏は「現在の経済貿易交渉は、双方にとってある程度、恒例になっている。その成功を望んでいる。しかし、これは大きな政治対話に向けての小さな始まりに過ぎず、中米は今後、政治対話を展開するよう望んでいる」と述べました。(提供/CRI)
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