Record China 2013年9月2日(月) 17時50分
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2日、第70回ベネチア国際映画祭の会場で、制作会社スタジオジブリの星野康二社長が、宮崎監督が長編映画製作から引退すると発表し、さまざまな憶測が飛び交っている。写真は08年8月、ベネチア国際映画祭で「崖の上のポニョ」の記者会見を開いた宮崎駿監督。
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2013年9月2日、鳳凰網によると、イタリアの現地時間9月1日、第70回ベネチア国際映画祭の会場で、宮崎駿監督の「風立ちぬ」の公式上映に先立つ記者会見が行われ、制作会社スタジオジブリの星野康二社長が、東京で6日に宮崎監督の会見を行うことを明かした。
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星野社長は、「(引退に関する)質問は、一切受けることができないことをご了承ください」と述べ、詳細を明かさなかった。日本メディアによると、宮崎監督は長編映画の制作から退き、将来的には短編映画の製作などに関わる可能性があるという。
しかし、これはアニメ界の巨匠・宮崎駿監督の3度目の引退宣言となる。初めに引退を宣言したのは、1997年の「もののけ姫」の制作後で、2回目は2008年に「崖の上のポニョ」を撮り終えた後だった。いずれもその後、引退を撤回している。今回の引退発言が本当であるなら、「風立ちぬ」が最後の「別れの作品」となる。
宮崎監督の引退発表は多くのアニメファンを悲しませたが、一方で興業収入やベネチア国際映画祭で賞を取るための作戦ではないかという「陰謀説」もささやかれている。全世界のアニメファンに素晴らしい夢を見せてくれた巨匠の最後の作品となれば、当然注目を集めるだろう。時間が経てば、また引退を撤回するかもしれない。もしそうなれば、映画ファンたちにとっては朗報だろうが、今回つかれた無数のため息はむだだったということになる。(翻訳・編集/北田)
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