北朝鮮メディア「耐え難き侮辱」、慰安婦問題で日本を批判―中国メディア

Record China    2019年11月28日(木) 18時10分

拡大

27日、環球網は、朝鮮中央通信が日本のいわゆる「慰安婦」問題について「歴史の事実を隠すことは許さない」とする評論文章を発表したと報じた。資料写真。

北朝鮮メディアの朝鮮中央通信が日本のいわゆる「慰安婦」問題について「歴史の事実を隠すことは許さない」とする評論文章を発表した。27日付で環球網が伝えた。

記事によると、朝鮮中央通信は26日に発表した文章の中で、日本が2019年版の「外交青書」で「性奴隷という言葉は事実に反しているため、使用してはならない」と規定したことに言及。「日本は『売春婦』『金のために望んで取った行動』などと強弁している」とした上で、「天や理を傷つける、厚顔無恥な強盗のような強弁は、白黒の転倒の極みであるとともに、性奴隷被害者および前世紀に日本の侵略によって種々の不幸と苦痛を飽くほどに受けた朝鮮民族全体に対する、耐え難き侮辱である」と批判した。

そして、「確固たる証拠が山のごとくある犯罪の事実を日本が公然と否認することは、侵略の歴史を歪曲し、歴史の清算を回避する無恥な行為」と断じた。

文章はさらに、安倍政権に対し「厚顔無恥な行為は、朝鮮民族に千年の宿敵の罪悪を清算せんとする意思を一層渙発(かんぱつ)させる」と警告した上で、「今のように極めて不適切な行為にすがり続けることなく、性奴隷の犯罪について人類に対し膝をかがめて罪を認め、誠意をもって賠償せよ」と要求した。(翻訳・編集/川尻

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携