Record China 2013年9月3日(火) 22時0分
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3日、米国人でありながら有名なラーメン通であり、インスタント麺の評論ブログ「The Ramen Rater」を運営するハンス・リーネッシュさんが、レコードチャイナ編集部の取材に答え、アジア各国のインスタント麺に対する評価や思い入れを語ってくれた。
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2013年9月3日、米国人でありながら有名なラーメン通であり、インスタント麺の評論ブログ「The Ramen Rater」を運営するハンス・リーネッシュさんが、レコードチャイナ編集部の取材に答え、アジア各国のインスタント麺に対する評価や思い入れを語ってくれた。
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これまでに「The Ramen Rater」を通じ、1100種類あまりの世界の即席麺についてレビューを発表してきたリーネッシュさん。レコードチャイナ編集部は彼に、アジア各国の即席麺について、それぞれの特徴や評価を訪ねてみた。そのインタビューの模様を、前・後編に分けてご紹介する。
■ご存知の通り、即席麺は日本が発明したものです。この素晴らしい発明にどのような評価をされていますか?
―地球人口の爆発的な増加に伴い、食糧問題も厳しさを増してきました。去年、「カップ麺は日本人が発明した20世紀最大の発明だ」との記事を読みましたが、全くその通りだと思います。恵まれない人々の胃袋を満たすために働くことは国際社会の重要な任務ですし、次世代の達成すべき目標でもあります。先進のテクノロジーと素晴らしい発明のおかげで、我々は次の食事を心配することもなくなるでしょう。即席麺のような副産品は、もっと立派な進歩を遂げると信じています。これらを可能にした日清の創業者・安藤百福(あんどう・ももふく)さんに特に感服しています。
■なぜ即席麺を評価したいと思いましたか?どのように研究を進めていますか?
―子供のころ、母が日清のローストラーメンという即席麺をよく買ってくれました。汁なしの混ぜ麺にしたり、揚げたりしてスクランブルエッグをトッピングにしてくれましたが、とても好きでした。残念なことにこれはその後、スーパーから姿を消しています。私はシアトル北側の小さな島にあるアナコーテスという町に住んでいます。シアトルにはアジア系の雑貨屋がいくつもありますが、そこである時、日清のチキンラーメンに出会ったのです。それが、子供の頃食べたローストラーメンにそっくりでした。他にもいろんな即席麺があり、すぐに目が釘付けになりました。チキンラーメンのパッケージデザインには異国情緒が漂っており、これにも興味を惹かれました。2002年に入って、私は即席麺に対する考えをまとめてレビューして行きたいと考え、2003年までには、これまで食べたことのある50種類のカップ麺をレビューしました。そして2010年半ばまでに、1100種類以上の即席麺のレビューを書きました。
■即席麺の研究に当たってサポートなど必要ですか?どのようなサポートを望んでいますか?
―はっきり申し上げますと、「Ramen Rater」がポピュラーになるに連れ、運営コストが高くなってきています。現在はサイトに広告を取り入れ、もっと多くの人々を呼び込む試みを始めました。サイトの訪問者は主に2種類。即席麺に関する情報を調べたい人、入手方法を調べたい人、この2種類です。これからはメーカーとのコンタクトも試みていきたいです。実際に、「Meet The Manufacturer(生産者に出会う)」という特別インタビューをメール形式で行っており、すでに15のレビューを完成させています。将来は「世界ラーメン協会」(WINA/World Instant Noodles Association)のメンバーになり、その会議にぜひ参加したいと考えます。
●ハンス・リーネッシュ
38歳。家族構成は夫人と2匹の犬(オッティ、デイシー)。夢はThe Ramen Raterをもっと大きくし、それによって家族をサポートしていくこと。
●リーネッシュさんの主宰ブログ「The Ramen Rater」
www.theramenrater.com
www.facebook.com/theramenrater
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