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2日、米ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授が東京で講演を行い、日中が尖閣諸島問題で対立していることについて、「双方がメンツを保ちながら問題を解決できる方法を模索すべきだ」とした。
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2013年9月2日、著書「ジャパン・アズ・ナンバーワン」で知られる米ハーバード大学のエズラ・ヴォーゲル名誉教授が東京で講演を行い、日中が尖閣諸島問題で対立していることについて、「双方がメンツを保ちながら問題を解決できる方法を模索すべきだ」とした。3日付で米華字メディア・多維新聞が伝えた。
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ヴォーゲル氏は、「中国は日本に対して、尖閣諸島に主権問題が存在することを認めるよう求めており、すでにトウ小平が提唱した『棚上げの状態』には戻ることができない」とし、「主権問題は存在しないと主張している日本も、中国が同意できる落とし所を探す必要がある」と述べ、首脳会談などの対話を通して問題解決の着地点を模索すべきだとした。
さらに、「中国は90年代から反日を主とした愛国主義教育を強化し、一方で日本は閣僚の靖国神社参拝など、中国にとって敏感な問題に慎重に対処してきたとは言い難い」として、日中関係悪化の責任は双方にあるとした。
歴史問題をめぐってヴォーゲル氏は、一部の米国人が日本の対応に不満を持っていることを紹介し、「日本は平和主義の立場を堅持し、靖国神社に祭られたA級戦犯から距離を置くべきだ」として、日本の閣僚の靖国神社参拝に反対する姿勢を示した。(翻訳・編集/北田)
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