Record China 2021年12月3日(金) 14時0分
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日本で3日朝に相次ぎ震度5弱の地震が発生したことについて、中国メディアの環球網は「日本のネットのパニックを引き起こした」と題する記事で報じている。
気象庁によると、3日午前6時37分ごろ、山梨県大月市で震度5弱を観測する地震があった。また、富士五湖を震源とする地震は同日午前2時18分、2時23分にも観測されたという。このほか、同日午前9時28分には和歌山県でも震度5弱を観測する地震があった。
環球網の記事は、日本のツイッターで「日本沈没」「富士山噴火」といったワードがトレンド上位に入ったほか、南海トラフ地震の前兆ではないかと考えるユーザーが続出したと説明。同地震について、「100年から150年の間隔で、日本の駿河湾付近の地震帯で発生する強い地震。前回の南海トラフ巨大地震が1940年代に発生したことから、日本の専門家は次の巨大地震が徐々に近づいていると考えている」と紹介した。
また、前日の2日に日本のあるメディアで「『火山』としての富士山、噴火前兆の『低周波地震』に要注意」との「予言のような」記事が配信されていたこともあり、多くの日本のネットユーザーが今回の地震が富士山噴火の前兆ではないかと懸念しているとも伝えた。
記事は、「日本では最近、天災をテーマとしたドラマ『日本沈没-希望のひと-』が人気であることから、相次ぐ地震は多くのネットユーザーの連想を呼び起こした」とする一方、富士山火山防災研究センターの吉本充宏センター長が「震源の場所などからみても今回の地震は、富士山の活動と直接の関係はないとみられる」との見方を示していることを併せて伝えた。(翻訳・編集/北田)
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