中国で外国人観光客のリピート率が上昇、インバウンド観光が安定して成長―中国メディア

人民網日本語版    2019年12月2日(月) 14時20分

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中国のインバウンド観光は安定した成長期に入っており、同市場の規模も安定して拡大、市場の構造も継続的に最適化され、サービスのクオリティーがインバウンド客の間で好評を博すようになっている。写真は上海ディズニー。

中国旅游(観光)研究院が11月27日に発表した「中国インバウンド観光発展報告2019」によると、中国のインバウンド観光は安定した成長期に入っており、同市場の規模も安定して拡大、市場の構造も継続的に最適化され、サービスのクオリティーがインバウンド客の間で好評を博すようになっている。人民日報海外版が伝えた。

2015年以降、中国のインバウンド観光は安定して成長している。18年、中国を訪問したインバウンド観光客は前年比1.2%増の延べ1億4100万人に達した。1泊以上滞在するインバウンド市場と、訪中外国人観光客市場の規模も安定して拡大している。18年、中国を訪問し1泊以上滞在したインバウンド客は前年比3.6%増の延べ6290万人で、うち3054万人が外国人観光客(同比4.7%増)だった。インバウンド客総数の増加ペースをいずれも上回っている。中国旅游研究院は、19年、中国のインバウンド観光市場は引き続き成長しており、インバウンド観光收入は1300億ドルを突破すると予測している。

報告によると、中国にとって最大の観光客送り出し地域はアジアで、訪中外国人観光客市場に占める割合は約60%を維持している。以下、欧洲20%、北米10%と続いている。現在、中国にとって主要な観光客送り出し国は、ミャンマー、ベトナム、韓国、日本、米国ロシア、モンゴル、マレーシア、フィリピン、シンガポール、インド、カナダ、タイ、オーストラリアだ。

インバウンド観光客の中国旅行に対する満足度、リピート率も高い。インバウンド観光客は中国旅行に必要な旅費は比較的合理的で、コストパフォーマンスも高いと感じており、満足度が高くなっている。中国旅游研究院と米IT大手・グーグルが共同で実施した調査によると、過去2年の間に中国を訪問した外国人観光客のうち、42%が「また1年以内に中国に旅行に行きたい」と答えた。このように、外国人観光客のリピート率が高くなっている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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