台湾人気俳優急死は「残念ではない」?中国女性キャスターの投稿に批判殺到

Record China    2019年12月2日(月) 11時20分

拡大

台湾の人気俳優ゴッドフリー・ガオが中国での番組収録中に倒れて死亡した事故について、中国の女性キャスターのSNSの投稿に批判が集中した。写真は事故現場。

台湾の人気俳優ゴッドフリー・ガオ(高以翔)が中国での番組収録中に倒れて死亡した事故について、中国の女性キャスターのSNSの投稿に批判が集中した。台湾メディアの東森新聞などが1日付で伝えた。

ガオは11月27日未明に行われていた浙江衛星テレビのスポーツバラエティー番組の収録中に倒れ、その後、搬送先の病院で死亡が確認された。35歳だった。報道によると、収録は体力的にかなりハードな内容だったうえ、15時間以上も続いていたという。また、倒れてから病院へ運ばれるまでにかなりの時間を要したとも報じられており、番組の安全管理に問題があったのではないかと指摘されている。

そうした中、浙江衛星テレビの女性キャスター・王利児(ワン・リーアル)さんは29日に自身の中国版ツイッター・微博(ウェイボー)アカウントで「人が生まれると、(周囲の)人々は彼の未来も知らずにおめでとう、おめでとうと言う。人が死ぬと、人々は死後の世界も知らずに残念だ残念だと言う」とつづった。

投稿されたのが折しも、ガオの父親がメディアの取材に沈痛な面持ちで「残念。本当に残念です」と語った矢先だったこともあり、投稿には台湾や中国のユーザーから批判が殺到。東森新聞は「ゴッドフリー・ガオは死んでも残念ではない!女性キャスターの冷血投稿にネットユーザー怒り」との見出しで伝えている。

王さんはほどなく投稿を削除したものの、王さんの別の投稿やほかのアカウントが転載した投稿に「それでも人間か」「人が死んだら喜ぶべきだとでもいうのか」「このテレビ局にまともな人間はいないのか」「人が口にできる言葉なのか。人はどれほど冷血になれるのか」「キャスターになる前に人とはどうあるべきかを学べ」といったコメントが次々に書き込まれている。(翻訳・編集/北田

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携