2019年12月1日、韓国メディア・韓国経済は「韓国の輸出が12カ月連続でマイナスを記録した」と伝えた。

記事によると、韓国の11月の輸出は前年同月より14．3％少ない441億ドル（約4兆8300億円）と集計された。昨年12月から12カ月連続の減少で、今年6月から6カ月連続で2桁の減少率となっている。輸入も13．0％減少の407億3000万ドルで、今年5月から7カ月連続のマイナスだった。

韓国のネットユーザーからは「文在寅（ムン・ジェイン）大統領は国を駄目にしている。退陣してほしい」「文政権の得意なことって何だ？さっぱり分からない」「現政権になって、中小企業がどんどん廃業しているよね」「これでも大統領を支持する人はどうかしてる」「景気は良くなっているとどれだけ言われても、もう信じない。いや、信じられない」「発足から2年半も経過したのに、いまだに積弊（長年の弊害）という名分で経済をめちゃくちゃにしている政権。いつになったら大統領の能力を発揮し富強な国にしてくれるのか？」など、政権批判の声が殺到している。

一方で、記事では「貿易収支は33億7000万ドルの黒字で、94カ月連続のプラス」とも報じられていることから、「最後の一行を読まず、タイトルだけに反応してコメントを書いている人が多い」という指摘や、「メディアが報じない韓国経済の現況。世界経済フォーラムの国家競争力ランキング13位、S＆Pの評価はAA」との反論も寄せられている。（翻訳・編集/麻江）