モンゴルの焼き肉王、羊101頭を同時に調理―福建省福州市

2007年4月30日午後、福建省福州市の台江歩行者天国で、「福州市第8回グルメ・旅行文化節」が開催された。「草原鷹王」と呼ばれる内モンゴルの焼き肉王・王喜悦（ワン・シーユエ）さんがなんと一度に101頭の羊の丸焼きを作った。2006年12月2日に湖南省張家界で自身が作った、100頭の羊丸焼きの記録を塗り替えた。

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丸焼きにした羊は市民に振る舞われたが、5頭だけチャリティ・オークションにかけられた。売り上げは13歳の温玉杯（ウェン・ユーペイ）くんに贈られた。温くんの父は森林火災の消火活動中に崖から転落、半身不随となった。家には寝たきりの祖父もいるため、温くんは学校を止め働かざるを得なくなった。これを聞きつけた王さんが5頭の羊の丸焼きをオークションにかけ、1万元近い売り上げを寄付した。***

「福州市第8回グルメ・旅行文化節」は台江区人民政府が主催するもの。4月30日から5月7日まで開かれる。80以上の各地の美食を集めた露店が味を競う。（翻訳/編集・KT）