文大統領「大気汚染問題で日中韓が協力」、韓国ネットは「中国のせい」

Record China    2019年12月4日(水) 16時30分

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3日、韓国・聯合ニュースによると、文在寅大統領が大気汚染問題の解決に向け「日中韓の3カ国共同で努力する」との意向を示した。写真はソウル上空。

2019年12月3日、韓国・聯合ニュースによると、文在寅(ムン・ジェイン)大統領が大気汚染問題の解決に向け「日中韓の3カ国共同で努力する」との意向を示した。

記事によると、文大統領は同日、青瓦台(韓国大統領府)に国家気候環境会議の委員と国民政策参与団の団員らを招いて昼食会を開催した。この席で文大統領は「日中韓3カ国は先月、粒子状物質(M2.5とPM10)の影響に関する共同研究報告書を通じ、国家間の影響を初めて正式に確認した」「隣国間で問題の責任を部分的に認めることで、共同対応の道が開かれた」と評価した。また「政府は3カ国の環境相が議論した協力課題を施行し、隣国との共同努力を引き出すためにまい進する」と強調したという。

この他、文大統領は「韓国国民は市民意識が高く、環境分野でも世界最高だと自負している」とし、「環境問題解決のために喜んで不便を受け入れ、実践に賛同する国民は素晴らしいと思う」と述べたという。

「国家気候環境会議」は大統領直属機関で、潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が委員長を務める。

この記事に、韓国のネットユーザーからは「中国が努力すれば済む話だ」という意見が上がっており、「中国発の大気汚染をそのまま放置しているだけでなく、中国に一言の抗議もできず、韓国国民の基本的な健康と生存権を軽視している」「いつも口ばかりだな」「大統領は本当は関心など全くない。どんな努力をするんだ?」「くだらないことを言ってないで、大気汚染の主犯である中国にひと言でもいいから何か言ってほしい」「中国に何も言えない大統領。国のためにどうぞ退いてください」など、中国との問題に絡めた大統領批判のコメントが多数寄せられている。(翻訳・編集/麻江)

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