Record China 2019年12月4日(水) 11時30分
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スピードスケート・ショートトラックのハンガリー代表チームのヘッドコーチ、張晶氏が3日夜、自身のSNSアカウントを更新し、「代表チーム内の選手が中国を侮辱する発言をした」ことを理由に、ヘッドコーチの職を辞する意向を表明した。写真中央が張晶氏。
2019年12月3日、中国メディアの澎湃新聞によると、スピードスケート・ショートトラックのハンガリー代表チームのヘッドコーチ、張晶(ジャン・ジン)氏が同日夜、自身のSNSアカウントを更新し、「代表チーム内の選手が中国を侮辱する発言をした」ことを理由に、ヘッドコーチの職を辞する意向を表明した。
記事によると、2018年平昌五輪男子5000mリレーの金メダリストであるチャバ・ブルヤンは2日、大会に出場するため訪れた上海での入国審査で1時間以上待たされたことを受け、SNS上で中国を侮辱する発言をしたという。
張氏は投稿で、自身について「中国スケート協会の支持の下、中国とハンガリーの友好関係のために12年からハンガリー代表チームを丸8年率い、同国に初めてとなる歴史的な五輪金メダルをもたらした」などとした上で、「ハンガリー代表チームのメンバーかつ同国の五輪金メダリストによる中国侮辱発言を受け入れられない」とし、ヘッドコーチの職を辞する意向を表明。ハンガリースケート協会の公式謝罪も求めた。
張氏はその後、澎湃新聞の取材に対し、チャバ・ブルヤンはすでにチームから出場禁止処分を受け帰国させられたことを明らかにしたという。(翻訳・編集/柳川)
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