Record China 2013年9月6日(金) 11時30分
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4日、中国メディアは2020年の五輪開催都市に関し、最終候補地として残った東京、マドリード、イスタンブールの3都市について優劣ポイントを挙げて比較した。写真は東京スカイツリー。
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2013年9月4日、中国メディア・騰訊体育は、日本時間8日に国際オリンピック委員会(IOC)で決定される2020年の五輪開催都市に関し、最終候補地として残った日本・東京、スペイン・マドリード、トルコ・イスタンブールの3都市について優劣ポイントを挙げて比較した。
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■東京
・有利な点
質が高く、コンパクトにまとまった会場施設。メーンスタジアムは1964年五輪開催時のメーンスタジアム「国立競技場」を8万人の収容が可能な全天候型ドームスタジアムに改装予定。優れた交通システム。IOCの基準を超える宿泊施設数。過去の国際スポーツ大会開催時の世界からの高い評価。都市が活力に満ち、多くの観光スポット・施設を擁している。東日本大震災からの再建と復興の一助となる。
・懸念材料
20年開催の五輪の候補地としてはアジアが有利と言われているものの、東京は候補地の中で唯一過去に五輪を開催したことがある。東京で開催した場合、宿泊費などのコストが高くつく。政府が頻繁に交代している。福島第一原発の汚染水漏れ問題の影響。
■マドリード
オリンピックスタジアムが今年の夏に完成予定。財政危機に直面しているものの、政府と市民が一体になって開催を熱望している。会場がコンパクトにまとまっており、他の候補地のような宿泊と会場移動の問題が存在しない。
新市長も含め、市幹部がまず先に自身の安定した地位確立を図らねばならない。財政危機の状況下で五輪開催を申請しており、スポンサーの招致や開催のための公的資金に不安がある。
■イスタンブール
国民の約半数が30歳以下で若い世代が多く、五輪の与える影響が巨大。政府と国民の圧倒的な支持。メーンスタジアムをはじめとして、開催施設がすでに整っている。国際スポーツ大会開催の経験がある。
交通システムの改善を含めインフラの整備に巨額が必要。会場施設が分散しており、移動に長時間必要。トルコ東部では独立国家建設を目指すクルド人の武装組織が活動しており、安全上の問題が存在する。(翻訳・編集/HA)
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