宮崎駿の創作人生、その8つのキーワード―中国メディア

Record China    2013年9月7日(土) 12時30分

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6日、新浪網は記事「宮崎駿の創作人生、その8つのキーワード」を掲載した。「子どもの視点」「軍事オタク」「家庭」「声優」などのキーワードで宮崎駿監督を分析している。資料写真。

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2013年9月6日、新浪網は記事「宮崎駿の創作人生、その8つのキーワード」を掲載した。

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第一のキーワードは「引退」。これまで何度も引退説が流れた宮崎監督だが今回は「正式引退」という触れ込み。最後の作品となる「風立ちぬ」の興行成績をさらに押し上げる効果を上げたばかりか、7日(現地時間)発表のベネチア国際映画祭金獅子賞レースにも好影響を与える可能性もある。

第二のキーワードは「子どもの視点」。子どもの視点から世界を描くことを貫いてきた。少女が主人公になることも多い。「少女は人々とすべての社会にプラスのエネルギーを与える」という日本アニメの志が刻み込まれている。

第三のキーワードは「軍事オタク」。登場するメカも作品の魅力だ。

第四のキーワードは「ジブリ」。宮崎作品の成功とともに成長した会社ジブリは世界的なアニメスタジオとなった。

第五のキーワードは「家庭」。息子である宮崎吾朗氏もジブリの一員として映画監督の道を歩んでいる。当初は反対した宮崎監督だが、吾朗監督の第二作となる「コクリコ坂から」を見てその考えを変えたという。

第六のキーワードは「声優」。アニメ声優の起用を好まないことでよく知られている。こびた声だからというのがその理由だ。

第七のキーワードは「興行成績」。「千と千尋の神隠し」では301億円という日本映画市場1位の大記録を打ち立てた。

第八のキーワードは「栄誉」。日本国内の映画賞を総なめしたのはもちろんのこと、2005年にはベネチア国際映画祭栄誉金獅子賞、2008年にはミンモ・ロッテラ財団賞を受賞した。そして今年、「風立ちぬ」で最高賞である金獅子賞を狙っている。(翻訳・編集/KT)

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