Record China 2013年9月7日(土) 16時30分
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6日、観光客同士のケンカの様子がネット上で公開され、管理体制の不備が問題視されていた北京の観光名所・故宮博物院の院長は、今後故宮の防犯体制を強化するとともに武装警察官の常駐を予定していることを明らかにした。写真は故宮。
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2013年9月6日、中国中央テレビ(CCTV)によると、観光客同士のケンカの様子がネット上で公開され、管理体制の不備が問題視されていた北京の観光名所・故宮博物院の院長は、今後故宮の防犯体制を強化するとともに武装警察官の常駐を予定していることを明らかにした。中国新聞社が伝えた。
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ネット上で今月初め、故宮博物院の入口付近で観光客が激しくもみ合うケンカの様子が公開され、大きな話題となった。ケンカは他の観光客の仲裁ですぐに収まったものの、故宮博物院の管理体制について、「止めに入るスタッフがいないのはなぜだ」などの声が上がり、問題となっていた。
故宮博物院のガードマンは273人(うち正職員158人)いるが、顧客の参観に対して専門に勤務している者は53人しかおらず、1.06平方キロメートルの故宮博物院を監視するには十分な体制ではない。
故宮博物院の単霽翔(シャン・ジーシアン)院長は、現状の安全管理体制が手薄であることを認めた上で、今回の事件に関しては、「ケンカの時間は1分足らずで、ガードマンが現場に着く前に収まり、静止するに至らなかった」と釈明した。
続けて、「今年の国慶節(10月1日)までに全面的な警備システムを導入する」とし、観光客の80%が集中する故宮博物院の中軸ラインを中心に、安全管理システムの強化を図っていくと話した。また、ボランティアを導入し、観光客のスムーズな流れの確保とともに、警戒をさらに強化する方針だという。
これらに加え、武装警察官を故宮博物院に常駐させる計画について、すでに公安部と武装警察総隊に申請を済ませ、基本的には了解を得ているとし、「今後は武装警察官が故宮博物院を警護することになるだろう」と話した。(翻訳・編集/HA)
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