独大学が「世界生活リスクマップ」を発表=日本が上位15位にランクイン、中国は80位―独メディア

Record China    2013年9月9日(月) 19時50分

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5日、ドイツのライン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ボンと複数の国際組織は共同で「2013年世界生活リスクマップ」を発表し、日本が15位とかなり上位にランキングされた。中国は80位だった。写真は2010年に四川省を襲った洪水。

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2013年9月5日、独紙ディ・ヴェルトによると、ドイツのライン・フリードリヒ・ヴィルヘルム大学ボンと複数の国際組織は共同で「2013年世界生活リスクマップ」を発表した。6日付で環球時報が伝えた。

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生活リスクが最も高かったのは、南太平洋の島国バヌアツ共和国。2位はトンガ、3位はフィリピンとなった。地震や洪水、ハリケーンなどの自然災害が多いオセアニア、東南アジア、アフリカのサヘル地区、中南米の国々の生活リスクが比較的高かった。

反対に生活リスクが最も低かったのは、カタール、マルタ、バルバドス、アラブ首長国連邦(UAE)。また、アイスランド、スウェーデンフィンランドなどの北欧の国々や、スイス、ルクセンブルクなどの西欧の国々の生活リスクも比較的低かった。これらの国々は、自然災害が少なく、経済状況も良好で、医療保障制度も整っている。

日本は意外なことに15位とかなりリスクが高いという結果となった。自然災害が多く、特に地震が頻発していることに加え、放射能汚染水流出などの原発関連の事故もその理由となった。なお、中国は80位。米国は127位だった。ドイツは順応能力の欠如など5つの項目でリスクが低いと評価され、146位となっている。(翻訳・編集/北田

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