李外相の退任は「定年退職」―人民網報道

Record China    2007年5月1日(火) 13時2分

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さまざまな憶測を呼んでいる李肇星外相の退任劇について、共産党の機関紙、人民日報が配信するネットニュース「人民網」は、65歳の定年に達したための、ごく通常の引退だと報道した。

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2007年5月1日、さまざまな憶測を呼んでいる李肇星外相の退任劇について、共産党の機関紙、人民日報が配信するネットニュース「人民網」は、この度の人事異動について「ごく通常の引退」だと報道した。国の外交方針のけん引役だった李外相があまりにも突然退任、しかも主要4ポストが一度に交代するとの異例の事態に、国の政策を揺るがしかねないのでは、との不安の声が上がる中、噂を打ち消す形で報じた。

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李肇星氏は1940年10月生まれの66歳。党の規定では国家幹部の場合は65歳を定年と定めている。この度、規定の年齢に達したため退職となった、問題を起こして処分され解任される場合は免職と表現するが、今回は通常の職務交代である、毛沢東時代の幹部終身制を撤廃したトウ小平路線を引き継ぎ、胡錦涛国家主席の就任以降は幹部の退職年齢を規定どおり、例外なく実行している、とも報じた。

最後に、国は大臣を勝手にクビになどしない、そんなことが許されるならもっと問題だ、と矛先をかわした。(翻訳編集・WF)

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