中国のスマートフォン・スマート家電大手シャオミ（Xiaomi、小米科技）の日本市場参入をめぐり、中国メディアの新浪科技は5日、「そのスマホや家電は日本に根を下ろせるか」と題する記事を掲載した。

記事はシャオミの日本向け公式ツイッターアカウントが2日、9日に初の発表イベントを開催すると投稿したと説明。「華為技術（ファーウェイ）とOPPOに続いて日本市場に参入する中国のスマホメーカーだ」と述べ、「（9日の日本参入は）シャオミが予定を前倒ししたことを意味する」と報じた。

記事は日本で来春、5Gサービスが始まることに言及し、「日本のスマホ市場の第2四半期の販売データによると、シェア1位は50．8％を占めたアップル。2位、3位はサムスン、シャープだった。世界4位のシャオミが加わることで販売競争は激化するはずだ」と予測。シャオミがライバルを追い抜く可能性については楽観的な見方を示すも「具体的な結果を検証できるのは恐らく時間だけ」とし、「シャオミはかつて『コストパフォーマンスという喜びの体験を日本にもたらす』と強調したが、コスパという3文字が日本で受ける可能性は低いだろう。なぜならアップルがすでに日本で十分なコスパを実現しているからだ」とも論じた。（翻訳・編集/野谷）