Record China 2019年12月9日(月) 17時40分
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中国のスポーツメディア・虎撲は9日、韓国で行われるサッカーE-1選手権の初戦で対戦する日本代表を「3軍」と評した上で、「中国代表は勝利への意欲を燃やしている」と報じた。写真は中国代表。
中国のスポーツメディア・虎撲は9日、韓国で行われるサッカーE-1選手権の初戦で対戦する日本代表を「3軍」と評した上で、「中国代表は勝利への意欲を燃やしている」と報じた。
10日に開幕する同大会の男子は、日本、韓国、中国、香港の4チームで争われる。日本代表は4日に出場登録メンバー22人を発表。代表常連の欧州組は招集されなかったほか、東京五輪世代のU-22(22歳以下)の選手が14人選ばれるなど、フレッシュな顔ぶれとなった。
記事はまず、中国代表がごたごた続きであることを紹介。11月14日に行われたワールドカップ(W杯)カタール大会アジア2次予選でシリアに痛恨の敗戦を喫した後、今年代表監督に復帰したばかりの名将マルチェロ・リッピ氏が再び辞任を表明。現在も後任は決まっていない。今大会で暫定的に指揮を執る李鉄(リー・ティエ)氏は「時間が短く、任務は厳しい」「4~5日のうちに選手たちに新しい技術や戦術を浸透させる実力は私にはない」と弱気だ。
記事は、中国代表の勝機は「日本代表の疲労」にあると見る。日本代表の中には、7日のリーグ戦に出場した後に遅れてチームに合流した選手もいる。記事によると、8日昼に中国代表が試合会場付近のホテルに入った時、偶然疲れた様子の日本代表の選手らに遭遇。中国のある選手は「昨日Jリーグの試合を戦い終えて、休む間もなく釜山に飛んできたというのか」と驚いたような様子だったといい、別の選手は「たとえそれが本当だとしても、相手を怖がる必要はない。試合が始まれば全力で行く」と気持ちを高めたという。
記事は、「チームが集合してからの時間や準備期間、コンディションにおいて、中国はいずれも“日本の3軍”をやや上回っている。また、14人の五輪世代を擁する若い日本代表はフィジカルでも試合の経験値でもやや見劣りする。平均年齢が23歳というのは致命傷だ」と指摘。「(中国代表の)チーム内では少なからぬ選手が初戦の日本戦は全く(勝利する)チャンスがないわけではないと感じており、勝ち点3への意欲を燃やしている」と伝えた。
李氏は、チームを完全に仕上げられなくても初戦の日本戦への対策には当然のことながら着手していた。上海での合宿および釜山に入ってからの練習は、いずれも完全非公開で行った。ただ、日本の主力が出場した過去のビデオを研究してもそれほど参考にはならないようで、練習は相手よりも「自らのこと」に重きを置いた内容だったようだ。実力で劣る中国は堅守速攻、あるいはフィジカルを活かしたセットプレーで日本ゴールを狙うとみられる。注目の初戦は10日午後7時30分、九徳総合運動場でキックオフ予定だ。(翻訳・編集/北田)
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