人民網日本語版 2019年12月10日(火) 13時30分
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この空に現れた「龍」を見て、思わず一度聞くと耳について離れないネットで人気の曲「野狼disco」の歌詞「左でボクと一緒に龍の絵を描こう」を次々と口ずさむネットユーザーが後を絶たなかった。
12月7日夕方、北京の空に出現した「雲」がネット上で大きな話題となった。
どうしてこのような雲が出現したのだろうか?中国天気網によると、これはロケットの噴煙でできた「ロケット雲」だという。それが夕暮れの空に現れたところを、低速度撮影で撮影され、このような「龍」が天を舞っているような画像となった。この雲は上空の非常に高い位置に現れたため、河北省でも、北京でも観測することができた。
その後、航天科工火箭技術有限公司の技術責任者がこれは「ロケット雲」と確認し、「当社が打ち上げたロケットの噴煙」と説明した。
山西省にある太原衛星発射センターは7日、キャリアロケット「快舟一号甲」2基を打ち上げた。中国は過去最短の間隔で、同じ型のロケットを発射したことになる。
では1日の間にロケット2基をどのように発射したのだろうか?
7日朝10時55分、太原衛星発射センターで、まずキャリアロケット「快舟一号甲」を使って、「吉林一号高分解能地球観測システム02B」衛星を打ち上げた。
同日午後4時52分、太原衛星発生センターで同じくキャリアロケット「快舟一号甲」を使って、「和徳二号」のA/B衛星、天儀16/17衛星、天啓4号A/B衛星の合わせて6基の衛星を一度に発射した。
中国航天科工集団有限公司は、「現在、快舟一号甲は、基本的に1度に1基の衛星を搭載して打ち上げられる。発射周期を見ても、発射時間を見ても、同ロケットのスピードは、中国でナンバーワン記録保持者だ」と説明する。(編集KN)
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