2013年9月9日、英BBC中国語版によると、中国外交部は、東京が2020年夏季オリンピック開催地に選出されたことについて祝福を避けた。

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9日、中国外交部の定例記者会見の際、洪磊（ホン・レイ）報道官は、中国は日本を祝福するかについて明言を避けた。洪報道官は「われわれは国際オリンピック委員会（IOC）の今回の決定に注意を払っている」と述べた後、記者たちに、この件に関することは中国オリンピック委員会に質問するように促した。

また、「2020年のオリンピックが東京で開催されることは、中国選手のオリンピック参加に影響するか」との質問に、洪報道官は、「われわれは日本が真に史実と向き合い、釣魚島（日本名：尖閣諸島）の問題において正しく行動し、中国の領土主権を損なう活動を停止することを希望する。そうすることで初めて両国の関係は発展・改善するだろう」とした。

中国当局は東京のオリンピック開催決定にはっきりした態度を示さなかったものの、中国共産党機関紙・環球時報は社説の中で「現在の中日関係は最近40年で最も悪化しているが、われわれはやはり日本人を祝福する。オリンピックまでの7年間、準備が順調に進み、大会が成功するよう祈っている」とし、日本を祝福している。（翻訳・編集/北田）