韓国・サムスン電子、インドでのスマホ市場首位奪還へ模索続く、ライバルは中国のシャオミ

Record China    2020年8月4日(火) 6時0分

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3日、韓国・ニュース1によると、韓国のサムスン電子が、中国メーカーに奪われたインドのスマートフォン市場での市場占有率1位を奪還すべく、模索を続けている。写真は中国メーカーのシャオミ北京本社。

2020年8月3日、韓国・ニュース1によると、韓国のサムスン電子が、中国メーカーに奪われたインドのスマートフォン市場での市場占有率1位を奪還すべく、模索を続けている。

技術研究機関のカウンターポイントリサーチによると、サムスン電子のインド市場占有率は、今年第1四半期(1~3月)は16%で3位にとどまっていたが、第2四半期(4~6月)は26%で、中国メーカー「Xiaomi」(シャオミ)に次ぐ2位だった。シャオミとの差はわずか3%だったという。

インドで唯一の「非中国ブランド」であるサムスン電子が、市場占有率1位の座をつかみかける位置まで上り詰めた要因の一つとして、記事は「現地のインドで、いくつもの供給網を構築していたため、新型コロナウイルス感染拡大を受けた経済封鎖期間中も、競合他社が直面した納品遅延を避けることができたからだ」と分析している。

サムスン電子は、かつては世界2位のスマートフォン市場であるインドで他の追随を許さなかったが、3年前から中国ブランドに押され、顧客を奪われた。しかしインド市場は、サムスンにとって米国に次いで売り上げが大きい市場という。そのためニューデリー郊外に世界最大規模の携帯電話製造工場を建設。新機種のテストなどを行っているという。

あるブランド戦略家は「インドにおけるサムスン電子のスマートフォンのブランドイメージは、アップルに次ぐ2位」と評価。顧客の1人は、「サムスン電子のスマートフォンは中国メーカーの製品よりも耐久性に優れ、1万ルピー(約1万4000円)以下ならばサムスンを選ぶだろう」と話した。

このニュースに、韓国のネットユーザーからは、「必ず、インド市場で1位を取ってほしい。サムスン頑張れ」「再びサムスンがインド市場で1位になったという記事が読みたい」「前はインドで独り勝ちだったのに…」「いつになったら首位を奪還できる?」などと激励や巻き返しに期待する声が上がっている。

その他、「サムスンのインド市場開拓に政府の支援を」「海外に行ってサムスンのロゴを見ると誇らしくなる」といったコメントも寄せられている。(翻訳・編集/関)

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