旧ヨーロッパ人監獄が博物館としてオープン―山東省青島市

Record China    2007年5月2日(水) 0時3分

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2007年4月29日、山東省青島市でドイツ式監獄を改造した博物館がオープンした。この監獄はドイツ占領時代の1900年に建てられたもので、中国に現存する最古の植民地監獄。今回、当時の建物を修復・改造し、博物館として生まれ変わることとなった。

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2007年4月29日、山東省青島(チンタオ)市で、ドイツ式監獄を修復・改造した博物館がオープンした。

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このドイツ式監獄はドイツ占領時代の1900年に建てられたもの。ヨーロッパ人を収容するための監獄で、「ヨーロッパ人監獄」と呼ばれていた。ドイツが青島市に建てた最初のヨーロッパ式建築であり、中国に現存する最古の植民地監獄でもある。1949年の青島解放後から1995年までは青島市公安局の留置場として使用されていた。今回、残されていた当時の建物9棟を修復・改造し、博物館として生まれ変わることとなった。***

博物館には写真や映像などの貴重な資料が展示され、各時代の歴史背景や司法状況を知ることができる。また、蝋人形や当時使われていた道具などが置かれ、監獄の当時の様子が再現されている。

青島市ではこの「監獄博物館」を司法・法制・愛国教育の中心となるような観光スポットにしていきたいと考えている。(翻訳/編集・藤野)

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