ペットカフェや猫カフェはもう普通?中国に豚カフェが誕生―浙江省杭州市

人民網日本語版    2019年12月15日(日) 5時30分

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ペットカフェがブームとなっているが、猫カフェや犬カフェはもはや珍しくなくなり、このほど豚カフェまで誕生した。

ペットカフェがブームとなっているが、猫カフェや犬カフェはもはや珍しくなくなり、このほど豚カフェまで誕生した。銭江晩報が伝えた。

11日午前、記者が浙江省杭州市下沙地区にある「豚廊」という名前のカフェを訪れた。店員によると、この店は全国で初めての豚カフェだということだ。ただし、これは店主の話の受け売りにすぎない。

店内では、あちこちで豚が走り回っているようなわけではなく、暖かなカフェバーの雰囲気を漂わせている。しかし店の片隅にケージがあり、その中はなんと豚だらけ。この豚たちは通常の食肉用豚ではなく、黒とピンクのブチ模様の国産ミニ豚。店長は、「これらの豚は、大きくなってもせいぜい10キロ止まり。店にいる豚は、まだ成長期にあり、食欲は極めて旺盛だ」と紹介した。

「豚が好きなお客は、『ケージ』に入ることができる。店員は客に小さな毛布を渡す。豚もその客のことを気に入れば、脚の上にのってくることもあるかもしれない。だが、たいてい、ミニ豚たちは自分の短い脚をバタつかせ、自分で自分と遊び、あたりを駆け回っている。数日前に少し寒い日が続いたため、ミニ豚たちは身体を寄せ合って暖を取っていた。昨日と今日は少し暖かくなったので、彼らは陣地の取り合いで派手にけんかしている」と店長は続けた。

記者が心配していた「臭い」は全くしなかった。店員は、「毎週、ミニ豚たちの身体を洗っている。また、皮膚病を予防するため、定期的に日光浴もさせている」と紹介した。

ミニ豚たちの排泄については、数頭の大きめの豚に導かれて、店員が準備したトイレシートの上にお行儀よく排泄していた。

記者が、ミニ豚は人を攻撃することがあるのかどうか尋ねたところ、店員は、「豚は、靴紐やバッグの取っ手、食べ物などには興味を示すが、人は彼らの攻撃対象ではない」と笑いながら答えた。

ミニ豚たちはいつもお腹がすいているような表情を浮かべているものの、実は1日にエサを食べるのは2回だけで、ほかには野菜や果物を間食として食べるのだという。

11日の午後、降り注ぐ太陽の光のもと、店内には1組のカップルがいるだけだったが、店員は、「土日は多くのお客さんが来るので、私たちが目が回るくらい忙しくなるだけではなく、豚たちも大変遊び疲れる」と話した。

店員は話し終わるとすぐに、豚の排泄物を片づけるためにその場を離れた。(提供/人民網日本語版・編集/KM)

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