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2007年4月30日、中国青年報は、聖火の通過拒否を表明した台湾がこの先方針を転換し、聖火を受け入れる可能性も残されていると報じた。国際オリンピック組織委員会ににらまれたら、ようやく築き上げたスポーツの国際活動基盤を揺るがしかねないからだ。
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2007年4月30日、中国青年報は、聖火の通過拒否を表明した台湾がこの先方針を転換し、聖火を受け入れる可能性も残されていると報じた。拒否との回答に対し、北京オリンピック組織委員会は「台湾が振り向いてくれることを待っている」との意思表示をし、台湾が「誠意」を見せるのを待っている形だという。
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同報によると、これまで台湾は「政治は政治、スポーツはスポーツ」との意思表示のもと、国際大会への参加切符を手に入れてきた。今回の聖火拒否で国際オリンピック組織委員会ににらまれたら、五輪のみならず、2009年に高雄で開催を予定している世界運動会にも少なからず影響し、ようやく築き上げたスポーツの国際活動基盤を揺るがしかねない。そのため、一転、受け入れ、となる可能性も残っている、と報じた。
台湾当局は「主権を矮小化している」との理由を掲げることで、国際社会における台湾主権を際立たせ、台湾問題をアピールする狙いがあるようだが、スポーツの国際大会では逆効果だ、との世論が高まっている。(翻訳編集・WF)
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