2019年12月14日、韓国・聯合ニュースの中国語版サイトは、「北朝鮮・平壌の地下鉄が一新、清潔さと便利さは韓国に匹敵」とする記事を掲載した。

記事はまず、北朝鮮の対外宣伝用ウェブサイト「ネナラ（わが国）」が13日、平壌の地下鉄が改装工事などを終えて装いを新たにしたと写真入りで伝えたことを紹介した。

その上で、「平壌の地下鉄は、北朝鮮が外国人に自慢するスポットの一つであり、平壌市民の重要な交通手段でもある。北朝鮮は地下鉄への投資を惜しまない」とし、「今回の写真で目を引くのは、照明と電光掲示板、売店の登場だ」と指摘した。

記事によると、1992年に聯合ニュースが撮影した平壌の地下鉄の内部は薄暗く、電光掲示板の案内も、乗客が座る椅子もなかった。だが新しい平壌の地下鉄の内部は、豪華な照明で隅々が真昼のように明るく、乗客は椅子に座って列車を待ち、あちこちに設置されたスクリーンで列車の到着時間を確認しているという。また、以前には見られなかった売店もできた。

平壌の地下鉄は外国人にも人気で、トリップアドバイザーにも西洋の観光客から多くの口コミや写真が投稿されている。ある利用者は「とても汚れている西洋の地下鉄とは違い、北朝鮮の地下鉄は清潔で整然としている」とコメントしているという。（翻訳・編集/柳川）