iPhone 5S、5つの長所と短所を分析―中国メディア

Record China    2013年9月14日(土) 15時0分

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12日、数カ月に渡る暴露と予測を経て、iPhone 5Sがついにサプライズなしで登場した。アップルの秘密保持能力が低下し、多くの人の興味を損ねている。それでは旗艦モデルのiPhone 5Sは、あなたを満足させただろうか。

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2013年9月12日、数カ月に渡る暴露と予測を経て、iPhone 5Sがついにサプライズなしで登場した。アップルの秘密保持能力が低下し、多くの人の興味を損ねている。それでは旗艦モデルのiPhone 5Sは、あなたを満足させただろうか。iPhone 5Sのサプライズと失望を挙げていこう。

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▽長所1:デザイン、カラーバリエーションが豊富

ついにiPhoneの後継機にゴールドが登場した。これはそれほどサプライズとは呼べないサプライズだ。iPhone 5Cと比べバリエーションは少ないが、ゴールドのiPhone 5Sは想像したほど「下品」にはならなかった。

▽長所2:プロセッサ、コア数よりビット数を重視

A7チップの搭載は予想通りだった。しかしコア数でアンドロイド陣営と勝負するという予想を裏切り、iPhone 5Sはビット数という概念を打ち出し、「64ビットのチップを搭載した世界で初めてかつ唯一のスマホ」になった。これはその処理能力が40倍になることを意味し、OpenGL Es 3.0の搭載によりグラフィック性能が初代の56倍になる。

▽長所3:カメラ、機能が豊富化

iPhone 5Sのカメラ機能は、ハード面でそれほど驚異的な進化は遂げなかった。センサーの有効画素数は据え置きとなったが、センサーサイズは大型化し、レンズもF2.2と明るくなった。ソフト面では大幅な進化を実現し、画像処理のアルゴリズムとフラッシュのホワイトバランス効果を改善し、デジタル手ぶれ補正を追加した。また10fps連写、120fpsスローモーション撮影の機能が搭載された。

▽長所4:ホームボタン、クールな指紋認証

iPhone 5Sの輝かしいホームボタンの下には指紋認証センサーが隠されており、パスワードの代わりに指紋でロックを解除したり、iTunesに登録することができる。これはiPhoneに初めて搭載された、新たなハードと機能だ。

▽長所5:中国でも同時発売

さまざまな機能面の進化の他に、アップルが中国人ユーザーにもたらした最大のサプライズは、世界との同時発売だ。アップルもついに、世界最大のモバイル通信市場の魅力に抗えなくなった。

▼欠点1:デザインにほぼ変化なし

iPhone 5Sの「S」は、デザインにほぼ変化がないことを意味する。ゴールドを追加しただけでも、アップルは誠意を尽くしたと言える。これは企業のコスト哲学の問題かもしれないが、ユーザーにとって新しいデザインは常に存在する需要である。アップルがアップグレード版の戦略を変えられれば良いのだが。

▼欠点2:ディスプレイ、今回も4インチ

ディスプレイに失望させられたためにiPhone 5Sの購入をためらっている人も多いだろう。アンドロイド携帯の6インチの巨大ディスプレイはややオーバーだが、4インチでは確かに小さめだ。

▼欠点3:バッテリーに大きな進歩なし

昨年のiPhone 5と比べ、iPhone 5Sは3G通話時間とLTE利用時間を2時間延ばし、連続待受時間を25時間延長したが、これらは理論上の数値に過ぎない。当然ながら性能の強化を考えれば、この結果は合理的と言える。しかし実際に使用する場合は、やはり毎日一度の充電が必要になるだろう。

▼欠点4:機能に革命的な新体験なし

iPhone 5Sに追加された機能は指紋認証センサーのみだが、厳格に言えばこれは安全性能のアップグレードに過ぎない。ジョブズ時代のiPhoneは常に「準革命的」な機能を搭載していた(App Store、Retinaディスプレイ、Siriなど)。ところがiPhone 5から革新が停滞し、5Sにも革新はみられなかった。

▼欠点5:競争力の低下

「S」というアップグレード版機種として、iPhone 5Sは合格したと言える。少なくとも3Sや4Sと比べ、今回は一色のカラーと指紋認証センサーが追加された。前作と比べ、性能とカメラ機能の改善も満足できるものだ。しかし変化ゼロのデザインとディスプレイは、一部のユーザーに飽きられる可能性がある。スマートフォンが同質化する昨今、カメラ機能の優れた機種が続々登場しており、アップルの優位は良好な事業運営システムのみとなったようだ。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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