2013年国際競争力ランク、アジアからは日本、香港、シンガポールがトップ10入り―米メディア

Record China    2013年9月13日(金) 21時30分

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12日、スイスのシンクタンク・世界経済フォーラムはこのほど2013年国際競争力ランキングを発表した。アジアで上位10位に入ったのは、2位のシンガポール、7位の香港、9位の日本の3カ国だった。中国は昨年に引き続き29位。資料写真。

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2013年9月12日、スイスのシンクタンク・世界経済フォーラム(WEF)はこのほど2013年国際競争力ランキングを発表した。アジアで上位10位に入ったのは、2位のシンガポール、7位の香港、9位の日本の3カ国だった。中国は昨年に引き続き29位。米ラジオ放送ボイス・オブ・アメリカ(中国語電子版)が伝えた。

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1位は5年連続でスイス。2位以下はシンガポール、フィンランド、ドイツ、米国スウェーデン、香港、オランダ、日本、英国が続いた。また、同じアジア地域では、台湾が12位、韓国は25位。新興5カ国(BRICS)では中国(29位)の順位が最も高く、南アフリカは53位、ブラジルは56位、インドは60位、ロシアは64位だった。

同フォーラムのチーフエコノミストであるジェニファー・ブランク氏は中国について、「汚職問題や安全操業の問題、企業責任追及制度が不健全であるなどのウイークポイントがある」と語った。また、ランキングの上位に名を連ねた国には共通点が2つあるとして、その1点目についていずれも国内総生産(GDP)が高い点を指摘。さらに巨額の公的債務残高を抱えている点について言及した。ランキングの上位10カ国のうち、公的債務がGDPの50%以上に達している国は7カ国、そのうちの3カ国(日本・シンガポール・米国)の国債はGDPの100%を上回っている。

逆に、ランキングの低かった国の共通点についてもGDPが低かった点が挙げられ、そのうち6カ国は1人当たりのGDPが平均1000ドル以下だった。順位が最も低かった国は順に、チャド、ギニア、ブルンジ、イエメン、シエラレオネ、ハイチ、アンゴラ、モーリタニア、ブルキナファソ、ミャンマーだった。(翻訳・編集/碧海)

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