Record China 2013年9月13日(金) 15時48分
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11日、仏紙カナール・アンシェネが、2020年の東京五輪開催と福島第1原発の汚染水問題を絡めた風刺画を掲載した。中国版ツイッターでは、「現実的な問題だ」「表現の自由が保障されている」などの意見が寄せられた。
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2013年9月11日、仏紙カナール・アンシェネが、2020年の東京五輪開催と福島第1原発の汚染水問題を絡めた風刺画を掲載した。
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風刺画には、腕や脚が3本ある力士が相撲を取る様子や、プールサイドで防護服を着た人物が放射能濃度を測定しているとみられる様子などが描かれていた。これについて、日本の菅官房長官は「東日本大震災の被災者を傷つけ、福島第1原発における汚染水問題について誤った印象を与える不適切な報道」とし、遺憾の意を表した。駐仏日本大使館は、風刺画を掲載したカナール・アンシェネ編集部に抗議の意を伝えた。
編集部は「誰かを傷つける意図はない」と釈明した上で、「問題の本質は東京電力の(汚染水などの)管理能力のなさにあり、怒りを向けるべき先はそちらだ」とし、謝罪はしない意向を示している。
このニュースは中国でも大きく報じられており、「中国版ツイッター」と呼ばれる簡易投稿サイトには、「現実的な問題だ」「表現の自由が保障されている」などの意見が寄せられた。以下は、寄せられた意見の一部。
「島国は打たれ弱いな」
「フランスには本当に“芸術”が多いな」
「汚染水をずっと海に流していたのだから、カナール・アンシェネを責める資格はない」
「日本人はなぜ怒る?これは現実的な問題だろう」
「風刺画を見たけど、別に抗議するようなものでもないと思う」
「日本は本当に抗議大国だな。なんでもかんでも抗議、抗議…」
「東京五輪では、放射能の影響を恐れて参加を控える選手が出てくるだろうな」
「今になってメンツが気になりだしたか。汚染水を漏らしたときは、メンツはどこにやったのだ」
「大会(東京五輪)では日本チームがトップとなり、“人類”の記録を大きく超えることだろう」
「日本人にはユーモアが欠けているかもしれないが、フランス人には礼儀が欠けている」
「抗議?ばかじゃないのか。ありのままを描いたものなのに。その上、表現の自由が保障されている国が抗議だなんて、放射能にやられたんじゃないか?」
「フランスには報道の自由があるんじゃないのか?民主法治国家の政府が一新聞の行為にどうこう言う筋合いじゃない。日本はアジア最大の民主国家なのだから、レベルの低いことを言うのはやめてください」(翻訳・編集/北田)
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