あの嘉義農林、再び!台湾球児が奇跡起こした甲子園ストーリー「KANO」、来年2月下旬に封切り―台湾

Record China    2013年9月16日(月) 16時25分

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15日、甲子園で準優勝した台湾代表を描く映画「KANO」が、台湾で来年2月27日から公開される。写真はウェイ・ダーション監督(左)とマー・ジーシアン監督(右)。

2013年9月15日、甲子園で準優勝した台湾代表を描く映画「KANO」が、台湾で来年2月27日から公開される。台湾の日刊紙・聯合報が伝えた。

1931年(昭和6年)の第17回全国中等学校優勝野球大会(現・全国高等学校野球選手権大会)で、準優勝を果たした嘉義農林学校(現嘉義大学)野球部の挑戦を描いた作品。「海角七号/君想う、国境の南」や「セデック・バレ」のウェイ・ダーション(魏徳聖)監督がプロデュースし、「セデック・バレ」で若き頭目を演じた俳優の馬志翔(マー・ジーシアン)が初監督に挑戦している。タイトルの「KANO」は嘉義農林学校の略称「嘉農(かのう)」に由来する。

台湾で2014年の年明けにも公開予定となっていた同作だが、2月27日に封切られることが決定。日本でも来年公開がすでに決まっている。台北市内の繁華街・西門町にあるシアターに15日、映画の絵看板の国宝級職人で、80歳になる簡錫欽(ジエン・シーチン)氏が特別に描いた約3メートルの大型パネルが登場。1931年当時、5万5000人の観衆の前で戦った「KANO」球児たちの勇姿を再び見られる日が、ますます近くに迫っている。(翻訳・編集/Mathilda)

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