ニューヨークのカップルに「別居式共同生活」が流行=新鮮さ保て、関係が長続きする―米紙

Record China    2013年9月19日(木) 0時14分

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13日、ニューヨークでは、熟年カップルや夫婦の間で別居が流行しているという。常に一緒にいて、小さなことでけんかをするより、離れて生活した方が長続きするのがその理由だ。写真はニューヨーク。

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2013年9月13日、米紙ニューヨーク・タイムズは、「離れて一緒に暮らす」と題した記事を掲載した。新鮮な関係を保つために、別居して暮らす熟年カップルや夫婦が増えているという。16日付で米華字紙・世界日報(電子版)が伝えた。

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同じビルの違う階、同じ地区の違うアパート、同じニューヨーク市の違う地区などに別居することで、良好な関係を長続きさせている熟年カップルや夫婦が増えている。一緒に暮らさなければ、家事の分担や家賃の支払いといった些細なことでけんかすることもない。年齢が高く、自分のライフスタイルをしっかり持ったニューヨーカーには別居が適していると言える。

こうした風潮を社会学者たちは「別居式共同生活(living apart together:略称LAT)」と呼んでいる。ニューヨーク大学社会学部のエリック・クリネンバーグ教授は「ニューヨークはさまざまな文化が混在している。他人がどんな暮らしをしていようと誰も気にしないため、“別居式共同生活”は受け入れられやすい」と話す。

62歳の弁護士・マイケルさんは2000年に歯科衛生士の女性と恋人同士になったが、今でもそれぞれの自宅に住んでいる。2人は互いに離婚経験者で、子供が訪ねてくることもある。別居しているものの2人の関係は良好で、毎晩のように会い、休日は一緒に過ごしているという。(翻訳・編集/本郷)

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