Record China 2013年9月19日(木) 6時40分
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17日、中国と韓国は9月上旬、中韓FTAの第1段階交渉である枠組みなどに関する協議で合意に達したことがわかった。最終的に自由化する品目は全商品税目の90%を占める。
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2013年9月17日、中国と韓国は9月上旬、中韓FTA(自由貿易協定)の第1段階交渉である枠組みなどに関する協議で合意に達したことがわかった。中国商務部の定例記者会見で沈丹陽(シェン・ダンヤン)報道官が明らかにした。取り決められた枠組みでは、最終的に自由化する品目は全商品税目の90%を占め、輸入総額の85%に及ぶ。中国国営通信社・新華社の報道を国際在線が伝えた。
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沈報道官によれば、中韓FTA交渉は大まかな枠組みを協議する第1段階と、具体的な協議を行う第2段階に分けられる。このほど自由化の水準や範囲・原則などが取り決められたことで、具体的な品目などの条件を協議する第2段階が年内でも韓国でスタートすることになるという。
また、沈報道官は並行して進められている日中韓FTA交渉でも今回の取り決めは一定の参考となりうるとするが、両FTAは条件が異なることから単純に当てはめられるものではないとも指摘した。
近年、中国はFTA交渉の実施を対外開放の重要要素として加速させている。注目を集めているASEAN中国FTA(AC・FTA)について、沈報道官は「中国とASEANはさらなる関税引き下げ・撤廃やサービス貿易の実質的な自由化の協議を進め、貿易や投資の自由化、利便性の向上を図っていく」と述べた。(翻訳・編集/岡田)
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