人気急上昇中！噂の新「十二楽坊」―北京市

2007年5月2日、北京市朝陽区八里庄で、「老人十二楽坊」が結婚式に参加、演奏を披露した。

【その他の写真】

「老人十二楽坊」は2005年4月にある衣料品工場の職員演奏グループを基として結成されたもの。わずか5名のメンバーでのスタートだったが、リーダーの華明安（ホア・ミンアン）氏を中心に、今では6名の補欠メンバーを含む18人のメンバーを有する。年齢は最大74歳、最小で46歳、平均年齢は60歳を超える。みな2種類以上の民族楽器を扱うことができる。彼らの演奏会で登場する楽器は、大阮・中阮・二胡・京胡・揚琴・月琴・笙・笛・哨吶・琵琶・木魚・撞鐘・堂鼓・手鑼など大変豊富だ。***

昨年、近所の結婚式で演奏を披露する際に、グループ名として「老人十二楽坊」と名乗ったところ、大人気になった。今では噂が噂を呼び、ちょっとした有名人だ。今回の結婚式でも参加者は争うようにメンバーの写真をとっていた。新郎の母である、柏（バイ）さんは、「老人十二楽坊に来てもらって本当によかった。流行音楽なんかよりずっといいわ。老人十二楽坊は聴く者に彼らの熱意を分け与えてくれるような気がするの」と大喜び。定年したら彼女も音楽を習いたいとのことだった。（翻訳/編集・KT）