Record China 2013年9月19日(木) 2時1分
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18日、記録的な暑さとなった今年の夏。自動車教習所にも通う気にならないという人も多かっただろう。それでも、ここ数日は秋らしいさわやかな天気になりつつある。教習所に通っていた人はまた、指導員に罵倒される心の準備をしなければならない。写真は上海市。
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2013年9月18日、記録的な暑さとなった今年の夏。自動車教習所にも通う気にならないという人も多かっただろう。それでも、ここ数日は秋らしいさわやかな天気になりつつある。教習所に通っていた人はまた、指導員に罵倒される心の準備をしなければならない。「罵倒」と聞いて不思議に感じる人がいるかもしれないが、中国で教習所に通っている人に聞いてみると、ほとんどの人が指導員に厳しい言葉を浴びせられた経験を語ってくれるだろう。湖北省武漢市のネットユーザーが最近、指導員がよく使う罵倒の言葉についてあれこれ討論を行った結果、最も多い言葉として「へたくそ」が挙げられた。楚天都市報が報じた。
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▼「へたくそ!」
「切って、切って、ハンドルを切って。へたくそ!」、「なんでこんなに下手なんだ。教えても意味がない!」、「数学を勉強しなかったのか。1回、2回も数えられないのか」―「できるならわざわざここに来ないわよ。勉強するために来てるんだから。何を叫んでるの!」武漢市市内の教習所に通っている周(ジョウ・女性)さんは、毎日のように指導員とこのような会話をしている。「指導員は40歳過ぎ。とても短気で、いつも武漢なまりの言葉で怒鳴る。指導を受けているほとんどの人が怒鳴られたことがある。初めて路上に出た時、大型トラックに遭遇して、指導員に『アクセルを踏んで、追い越せ!』と何度も言われた。『トロトロ走って。一生人の後ろで排気ガスでも吸ってろ!へたくそ!』とも…。始めはプライドを傷つけられ気分が悪かったが、だんだん慣れて、冷静に対処できるようになった」という。
劉(リウ・女性)さんに昨年教習所に通っていた時の様子を語ってもらったところ、すぐに指導員の語気や表情、そぶりを真似しながら、「運転がうまくいかないと、『降りたいよ』と言われ、ライトをつけ忘れると、『見えるのか!』と怒鳴られた。怒鳴られると余計に緊張し、てんてこ舞いになる。ある時は本当にやりきれない気持ちになり、涙が出そうになるのを懸命に抑えた」と話してくれた。
さらに、劉さんの同僚4人も同じ教習所に通っていたという。そのうちの一人は上司で、「普段は威厳があるのに、教習所では私たちと同じく、指導員に怒鳴られていた。なんか痛快でおもしろかった」という。
▼罵倒回避の裏技はご機嫌取り
もちろん、一部のネットユーザーが「指導員はみんな普通だった」としているように、全ての人がこのような指導員に遭遇するわけではない。また、気性の荒い指導員に遭遇しても、「罵倒」ばかりされているわけでもない。
あるネットユーザーが、「初めて路上に出た時、指導員の態度が悪かった。それで耐えられず、『お金を払って運転を学びに来ているのであって、怒鳴られに来ているのではない。まだ怒鳴る気?』と言ってやると、怒鳴らなくなった」と話すように、多くの人が首をすくめてばかりいるわけではない。また、指導員の気質を確認してから、指導員と良い関係を築くために奥の手を使う人も多い。うち、常套手段は、「タバコをあげる」で、あるネットユーザーは「態度がよくなった」としている。また、もっと人間味のあるネットユーザーは、「指導員に食事をごちそうすると、喜んでいた」としている。(提供/人民網日本語版・翻訳/KN・編集/武藤)
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