拡大
2007年5月1日、重慶市のジン麓商都広場で、30名の女子学生が靴磨きを行った。経済的に困難な同級生を助けるためのチャリティー活動だという。
(1 / 2 枚)
2007年5月1日、重慶市のジン麓商都広場で、30名の女子学生が靴磨きを行った。これはチャリティー活動の一環で、売り上げはすべて貧困学生に贈られるという。
【その他の写真】
彼女たちは名門・西南大学の学生。経済的に困難な同級生を助けるために今回のチャリティー活動を企画した。チャリティーの心を表すため、ハート型に陣取り、道行く人々に靴磨きを行った。***
名門大学の女子学生が同級生のために靴磨きをしようという、その心に打たれ、多くの市民が靴磨きを申し込んだ。女子学生は靴を磨いていたが、なかなかうまくはいかなかった様子。大学2年の劉(リュー)さんはこの日に備え、毎日20足の靴を磨く猛特訓を重ねてきたが、しかし夢中に磨いているうちに客の靴下に油をつけてしまう失敗を犯してしまった。もっとも油をつけられた客は仕方がないとあっさり許した。客は「大学生が自分の体を動かしてお金を稼ぐのはとてもいいこと。ぜひ続けて欲しい」と語った。
靴磨きの代金だけではなく、多くの人が募金をし、4時間ほどの活動時間で合計900元(約13500円)のお金が集まった。彼女らは、今後もこの活動を続け貧困学生を助けたいと語った。(翻訳/編集・KT)
ピックアップ
この記事のコメントを見る