海賊版DVDを批判したフォン監督にブーイングの嵐!!―中国

Record China    2007年5月3日(木) 16時15分

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先日開催された大学生映画祭での海賊版を否定する発言が社会的波紋を呼んでいるフォン監督。テレビ番組に出演し、マスコミの悪意ある報道に反論すると同時に、知的財産権の保護を訴えた。

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2007年5月1日、フォン・シャオガン(馮小剛)監督がテレビ番組に出演した。先日開催された大学生映画祭での海賊版製品を否定する発言が社会的波紋を呼んでいるフォン監督は、「 不良メディアが事態を大げさにしている」と番組内で訴えた。

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大学生映画祭で審査員を務めたフォン・シャオガン監督は、中でも二人の学生が撮ったショートフィルムが一番印象的だったようだ。その内容とは、フィルム中の主人公が正規版DVDを持って外に出かけようとすると犬がうるさくほえるのだが、海賊版DVDだと犬は全く反応しないと言う内容。受賞式上で、「私も海賊版DVDを見た事はあるが、この行為自体が犬にも劣ると言われても何も言えないね」とコメントをしたフォン監督。この発言がマスコミに「海賊版DVDを見る人間を犬以下と評した」と言った内容で大きく取り上げられ、社会的に波紋を呼んでいるのだ。

番組の中で、自分はショートフィルムの創意を評価したかっただけだと説明したフォン監督。マスコミが、「90%以上の人がもうフォン監督の作品を見ないと反感を示している」との調査結果を発表した件については、マスコミの悪意ある情報操作だと反論した。

また、この100年において中国の世界文明に対する貢献が非常に少ないのは知的財産権を侵害しているからだとも指摘したフォン監督。正規版の製品が買いにくい状況にある中国市場全体に疑問を呈し、知的財産権の保護を訴えた。(翻訳・編集 多智文美)

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