Record China 2019年12月29日(日) 11時50分
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27日、新浪軍事は、米国とロシアという2つの大国が「中国は5年以内にさらに空母2隻を新たに就役させる見込み」との見解で一致していると報じた。写真は中国の空母「遼寧」。
2019年12月27日、新浪軍事は、米国とロシアという2つの大国が「中国は5年以内にさらに空母2隻を新たに就役させる見込み」との見解で一致していると報じた。
記事は、米海軍協会(USNI)のウェブサイトが先日「2012年に就役した遼寧、今年12月に就役したばかりの山東に続き、中国は現在第3の空母を建造中で、第4の空母についても早ければ2021年に着工する」と報じるとともに、第3、第4の空母は原子力空母ではなく通常動力空母だが、将来的には原子力空母を建造する能力を持ちうるとの見方を示したことを伝えた。
また、ロシアメディア・スプートニクも今月2日、中国が「山東」と同時に空母をもう1隻建造中であり現時点では大型水上艦に原子力の動力を配備する経験が不足しているため、原子力動力の採用は見送られる一方、統合式電動技術や電磁式カタパルト技術が採用される可能性があるとしたことを紹介。そして、2020年代中期には遼寧、山東の両空母が西太平洋の守りを強固なものとし、これから就役するであろう2つの空母が中国海軍の影響力をインド洋から地中海東部にまで広げることになると予測したことを伝えている。
記事は「世界における2つの海軍強国が中国海軍についてほぼ一致した予測を出したということは、この情報の確度は相当高いと言える。アクシデントがなければ、中国は今後5~6年のうちにさらに2つの、しかも電磁式カタパルト技術と直通型甲板を作用したニューデザインの空母を配備することになるのは間違いなさそうだ」とした。(翻訳・編集/川尻)
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