2013年9月21日、上海市において、夫が愛人に支払った100万元（約1600万円）を超える金銭をめぐり、妻が愛人に対して返還請求するという裁判があった。東方早報が伝えた。

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事件の夫は03年に妻と結婚後一男一女をもうけたが、結婚6年目に当時演劇系大学に通う学生であった女性と知り合い、恋人同士になった。夫は以後4年間にわたり、生活費としてこの女性の口座に計100万元以上を銀行振り込み。しかしながら今年2月、ついに2人の関係が発覚し、妻は愛人に対して金銭返還請求の裁判を提訴した。

法定で夫は罪を認め、愛人に向かって妻に金銭を返還するように求めた。ところが愛人は一歩も譲らず、男性が既婚者だとは知らず、自分の方こそ被害者であり、お金は生活費として受け取ったものだと主張。妻側と愛人の主張は真っ向から対立した。

裁判では妻の言い分が全面的に認められ、金銭は不当な関係に基づくものだとして、愛人に対して受け取った金額の全額返還が申し渡された。（翻訳・編集/YM）