日中首脳会談の今秋開催あり得る―山口公明党代表が記者会見で示唆

Record China    2013年9月24日(火) 19時30分

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24日、山口那津男公明党代表は日本記者クラブで記者会見し、日中関係について、「9月前半、日中首脳による短い会談が実現し対話の機運が出た。今後、国連総会やAPEC、ASEAN首脳会議などの場で対話が積み重ねられる」との見方を示した。

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2013年9月24日、山口那津男公明党代表は日本記者クラブで記者会見し、日中関係について、「9月前半のサンクトペテルブルグ会議(G20)で日中首脳による短い会談が実現し対話の機運が出た。とげとげしい雰囲気を除々に軟化させる動きもあり、今後、国連総会やAPECASEAN首脳会議などの場で対話が積み重ねられる」との見方を示した。

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今後、今週始まる国連総会や10月7、8日にインドネシアのバリで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)首脳会議、同月9、10日にブルネイで開催されるASEANプラス3 (日中韓)首脳会議などの場で、本格的なトップ外交が行われる可能性を示唆したしたものと注目される。

山口代表の発言要旨は次の通り。

7月の参院選挙後に日本の超党派議員団や公明党議員団など政党の訪中が相次いだ。これを受け、サンクトペテルブルグ(G20 )で日中首脳による短い会談が実現して対話の機運が出るなど、とげとげしい雰囲気を除々に軟化させる動きが出てきている。今後、国連総会やAPEC、ASEAN首脳会議などの場でさらに対話が積み重ねられるとの見方も出ている。

日中両国は最も重要な2国間関係であり、戦略的互恵の立場に立って意見の相違を乗り越えていかなければならない。一つの問題があるからと言って、すべての動きが止まってしまうのはいいことではない。大局に立って共通の利益を追求し、粘り強く対話を重ねて首脳会談に繋げていきたい。

尖閣諸島問題では、国交回復時(1972年)に比べ中国側にも主張や行動に違いが出ている。どこがどう違うのか、十分な吟味が必要だ。両国の国民が受け止め方にも十分配慮もしなければならない。(取材・編集/HY)

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