Record China 2020年1月15日(水) 12時10分
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13日、韓国・ニューシスによると、親日残滓(ざんし)の清算を進める京畿道が、道庁のウェブページに「親日人名辞典」に記載されている歴代道知事の親日の行跡を掲載した。写真はソウル。
2020年1月13日、韓国・ニューシスによると、親日残滓(ざんし)の清算を進める京畿(キョンギ)道が、道庁のウェブページに「親日人名辞典」に記載されている歴代道知事の親日の行跡を掲載した。
記事によると、対象となったのは具滋玉(ク・ジャオク)初代知事、李海翼(イ・ヘイク)2代知事、崔文卿(チェ・ムンギョン)6代知事、李興培(イ・フンベ)10代知事の4人で、民族問題研究所が発刊した「親日人名辞典」に名を連ねている。
韓国では一部の自治体が親日行為を働いた歴代自治体長の写真をウェブページから削除したり、庁舎内に飾っていた写真を取り外すなどしているというが、「京畿道は写真など記録を削除せず、各人の略歴に親日の行跡を併記することを選んだ」と、記事は伝えている。「記録の削除は一種の事実の歪曲(わいきょく)であり、削除をせず併記することこそ、親日残滓の清算と道民の知る権利のためになる」という李在明(イ・ジェミョン)知事の方針による決定だという。
今後は庁舎内に飾られている歴代知事の写真にも、親日の事実を付記する計画だという。道関係者は「親日行為を働いたからといって歴代知事の写真を削除することは、道知事を務めたという歴史的事実を否定する結果を生みかねない」「親日人名辞典に記載された内容を要約して、人物説明とした」と説明している。
この記事に、韓国のネットユーザーからは「親日売国奴は記録に残さねばならない。李在明の英断だ」「親日派と積弊勢力が李在明知事を葬ろうとしている理由はこれだよ」「手本にすべき姿勢だ。親日は歴史でもあるが現在進行形でもある」「李在明は国民の望みは何かを分かっている。仕事のできる人だ」など支持する声が多数上がった。また「親日で築いた財産の没収までしないと!」と主張する声も見られる。
一方で、李知事には飲酒運転などの前科があることから「親日だけじゃなく前科のある知事もウェブページに明示すべき」などのコメントも寄せられている。(翻訳・編集/麻江)
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