香港経済が好調、昨年に引き続き税収が記録更新―香港

Record China    2007年5月4日(金) 15時52分

拡大

2007年5月3日、香港特区の2006年度の税収が昨年から7%増加し、1551億元(約2兆3300億円)と史上最高額を更新したことが発表された。香港経済と株式市場の好調に支えられたもの。

(1 / 5 枚)

2007年5月3日、香港特区の2006年度の税収が昨年から7%増加し、1551億元(約2兆3300億円)と史上最高額を更新したことが発表された。

その他の写真

3日の税務局の記者会見で香港の税収状況が発表され、昨年に引き続き史上最高額を更新したことが明らかとなった。劉麦懿(リュー・マイイー)局長によると、香港経済と香港株式市場の好調に支えられたもの。2007年度はさまざまな減税措置が予定されているため、税収は1489億元(約2兆2300億円)に減少すると見られている。

税務局によると、税収状況はますます高額納税者に負担が集中する傾向が見られるという。125万人の納税者のうち、上位1万人の負担額は61.4%に達している。株式市場の高騰などを背景に年収90万元(約1350万円)以上の高額所得者の収入は急速に増加する傾向を見せているという。年収90万元以下の納税者も収入は増えているものの、収入の増加は給与の上昇がほとんどで、上昇率も高額所得者に及ばない。***

今年度の税改革では、これまで年収98万元(約1470万円)以上が払う必要があった16%の標準税が、年収275万元(約4100万円)以上と基準が引き上げられるため、高額納税者に負担が集中する傾向はますます強まると劉局長は見通しを述べた。(翻訳/編集・KT)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携