東京国際映画祭、中国人監督の作品がコンペ選出―中国メディア

Record China    2013年9月25日(水) 19時40分

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24日、第26回東京国際映画祭実行委員会は今月19日午後、六本木ヒルズで記者会見を行い、コンペティション部門の出品作品を発表した。写真は寧瀛(ニン・イン)監督。

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2013年9月24日、第26回東京国際映画祭実行委員会は今月19日午後、六本木ヒルズで記者会見を行い、コンペティション部門の出品作品を発表した。深田晃司監督の新作「ほとりの朔子(さくこ)」や中国の寧瀛(ニン・イン)監督の「オルドス警察日記」(原題:警察日記)など15本が大賞の「東京サクラグランプリ」を競う。羊城晩報が伝えた。

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映画祭実行委員会はさらにコンペティション国際審査委員長に中国映画界の名匠、チェン・カイコー(陳凱歌)監督、審査員団に韓国の女優ムン・ソリやオーストラリアのプロデューサー、クリス・ブラウン、米国の監督クリス・ワイツ、日本の女優寺島しのぶの4人が決定したことを発表した。

実話を元に映画化された寧瀛監督の「オルドス警察日記」は、中国語映画として唯一メインのコンペティション部門に選出された。同映画は中国のごく平凡な警察官の一生を描いたもので、大賞の「東京サクラグランプリ」の受賞を狙う。

中国人監督の楊恵龍(ヤン・フイロン)の監督作「今日から明日へ」(原題:今天、明天)は、本年度から新設された「アジアの未来」部門に選出された。これは、アジアの新鋭監督の1、2作目を対象とする、新たな才能を発掘するために設立されたコンペティション部門だ。また、中国の人気女優、ヴィッキー・チャオ(趙薇)の初監督作「So Young」(原題:致我們終将逝去的青春)が「ワールド・フォーカス」部門で上映されるほか、「ワールド・フォーカス」部門において、「台湾電影ルネッサンス2013」の特集上映が行われ、最新台湾新世代映画5本が上映される。

記者会見ではさらに「中国の話題」もあがった。バングラデシュ人記者が主催側に、「昨年、映画祭に出品した中国映画の出品取りやめや中国人ゲストの来日中止騒ぎが起きたが、今年の中国映画の参加状況はどうなっているのか?」と質問したところ、東京国際映画祭プログラミング・ディレクター、矢田部吉彦氏は、「中国の出品側とのコミュニケーションも非常に順調で、今のところ何らかのトラブルが発生したとは聞いていない。 監督と俳優の来日状況については、現在頻繁に連絡をとっているところ」と即答した。

東京国際映画祭は10月17日から25日まで東京で開催される。(提供/人民網日本語版・翻訳/MZ・編集/武藤)

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