村上春樹最新作、中国本土と台湾で10月から発売、初版は10万部以上―中国メディア

Record China    2013年9月28日(土) 9時20分

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26日、中国語圏でも絶大な人気を誇る作家・村上春樹の最新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が中国本土と台湾で間もなく発売される。写真は上海にある書店。

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2013年9月26日、中国語圏でも絶大な人気を誇る小説家・村上春樹の最新作『色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年』が中国本土と台湾で間もなく発売される。南方都市報が伝えた。

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香港では20日から発売が開始されたが売り切れとなり、現在は購入予約を受け付けている状態だ。中国本土と台湾では10月に発売される。繁体字版の翻訳を手がけた頼明珠(ライ・ミンジュウ)氏は、「村上春樹はここ数年でますます成熟し、豊かな作品を生み出している」として高く評価する。

近年ではノーベル文学賞の有力候補に選ばれるなど、村上春樹の最新作は高い注目を集めている。今年4月に文芸春秋から出版された本作は初版45万部。これは文芸春秋のこれまでの出版作品の初版部数の最高記録である。同作の中国語の版権を持つ本土の出版社によれば、初版は10万部を上回る見通しだという。

「繁体字」は、主に台湾や香港、マカオで使用されている字体。中国本土では1960年代に国が制定した従来の漢字を簡略化した「簡体字」が使われている。(翻訳・編集/碧海)

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