Record China 2020年1月10日(金) 18時20分
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8日、ソウル経済は、ハリス駐韓米大使が文大統領の新年の辞の南北構想について「米国との協議」を求めたことに対し、韓国大統領府が不快感を示したと報じた。写真は大統領府のFacebookアカウントより。
2020年1月8日、韓国・ソウル経済は、ハリス駐韓米大使が文在寅(ムン・ジェイン)大統領の新年の辞の南北構想について「米国との協議」を求めたことに対し、韓国大統領府が不快感を示したと報じた。
記事によると、ハリス大使は前日行われた韓国メディアとのインタビューで「南北関係の進展は北朝鮮の非核化の速度と合わせなければならない」と述べた。また、文大統領がこのほど発表した「新年の辞」で北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)委員長の韓国訪問や南北共同での非武装地帯(DMZ)のユネスコ世界遺産登録に言及したことについても、「われわれは同盟として仕事をするべきで、そのような措置は米国と協議しなければならない」と述べたという。
これを受け、韓国大統領府関係者は8日、「どんな事案であれ、共に解決しなければならない部分については話し合う」との考えを示した。記事は「北朝鮮問題をめぐり米韓間の意思疎通に異常がないことを強調するための発言」と分析している。ただ、同関係者は「一国の大使が述べたことについていちいち答える必要性を感じない」とも述べたといい、記事は「不快感を示した」と説明している。
これを受け、韓国のネット上では「今回は大目に見るけど大概にした方がいいよ」「米国や国連の同意なしに大統領府のやり方で対北政策を行うって言って!」などハリス大使の発言に不快感をあらわにするコメントが寄せられている。
一方で「しっかりして!韓国は甲乙の乙だから」「米大使の言葉を無視して大丈夫?」「北朝鮮には何言われても平気なくせに、米国は嫌?」など大統領府の態度に警鐘を鳴らす声も目立ち、あるユーザーからは「米国も社会主義者の文大統領をバッシングし出した」とため息交じりの声が上がっている。(翻訳・編集/松村)
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