2013年9月26日、駐上海韓国総領事館と上海社会科学院の共催による“2013年上海講演フォーラム”が開催された。フォーラムでは韓国側の出席者から、中国に対して北朝鮮に中国式の改革を促すよう期待する意見が出された。東方早報が伝えた。

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今回のフォーラムには、中国人民政治協商会議・第11期全国委員会副主席を務めた●無畏（リー・ウーウェイ、●はがんだれに萬）氏の他、韓国国会の元議長・朴寛用氏や駐上海韓国総領事館の具相[火山]総領事などが出席。中韓両国の政治家や学者が朝鮮半島と中韓関係の未来について重点的に討論を行った。

朴総領事は現在中韓で交渉中の自由貿易協定（FTA）の話題に触れた際、金融・サービス業自由化の試験区として29日に開設される上海自由貿易区（FTZ）について、「韓国経済界の参加を拡大させる絶好のチャンス」として歓迎の意を示した。また、中韓は両国の地域内における役割を理性的に見極め、韓国は中朝関係の特殊性を認めて適切に利用すべきであり、中国は韓米同盟の存在を承認すべきであると述べた。

また、その他の韓国側出席者からは「中国は北朝鮮に影響力を行使して中国式の改革開放を実現させ、それにより（北朝鮮に）外国との関係を重視させ、徐々に正常な国家へ移行させてほしい」との意見も出された。(翻訳・編集/碧海)