茨城県の中国・ベトナム人研修生、1カ月で45人失踪―華字メディア

Record China    2013年9月28日(土) 17時0分

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27日、茨城県内に滞在する外国人研修生のうち、中国やベトナムからの研修生が、今年5月の1カ月間だけで45人も失踪している。写真は宇都宮。

2013年9月27日、茨城県内に1年以上滞在している外国人研修生約5800人のうち、今年5月だけで少なくとも45人が失踪している。日本華字メディア・日本新華僑報網が伝えた。

国際研修協力機構(JITCO)水戸駐在事務所によると、5月の1カ月間だけで、中国やベトナムから来日し、鉾田市や神栖市で農業実習を受けていた研修生45人が行方不明となっている。茨城県では昨年度の1年間で252人の外国人研修生が失踪しており、その「失踪率」は4.5%で全国平均1.7%を大きく上回り、全国ワースト1位となっている。

同事務所の上野謙一所長は、「非常に驚くべき数字。職業や待遇の不適合が研修生の失踪を促す主な要因だ」と指摘。「失踪者数は減少傾向にあったが、近年は日本の景気悪化を受けて外国人研修生の労働条件も低下した。さらに最近の円安で賃金が目減りしたことも失踪増加の原因になっている」と話した。(翻訳・編集/本郷)

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