「中国のアカデミー賞」で取材位置めぐり記者が大げんか、主演女優はそっちのけ―湖北省武漢市

Record China    2013年9月28日(土) 11時40分

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27日、中国の大型映画祭「第22回金鶏百花電影節」の会場で、人気女優への取材をめぐってメディア記者がもみ合いになる騒動が起きた。

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2013年9月27日、中国の大型映画祭「第22回金鶏百花電影節」の会場で、人気女優への取材をめぐってメディア記者がもみ合いになる騒動が起きた。ニュースサイトの新浪網(SINA)が伝えた。

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この騒動が起きたのは、中国版アカデミー賞と呼ばれる映画祭「金鶏百花電影節」のメーン会場内。27日、中国映画「我的影子在奔[足包]」のメディア発表会が開かれたが、主演の人気女優チャン・ジンチュー(張静初)が交通渋滞のため、予定時間に登場せず。発表会終了後にやっと会場入りしたが、取材スタートから数分後、後方にいた取材記者が前方のカメラマンらに苦情を訴え、トラブルに発展。最終的には記者同士が服や体をつかんでもみ合う騒ぎに発展し、周囲には罵声が飛び交い、混乱状態に陥った。

主演女優への取材位置がトラブルの焦点ながら、最終的にはそっちのけ状態となったチャン・ジンチューは、騒動が始まると速やかに退場している。中国では今夏、出版刊行物やメディアを管轄する中国共産党中央宣伝部が、年々ゴージャスになるテレビ特番や歌謡ステージ、映画イベントなどへの“質素化”を唱えた「節検辮」と呼ばれる規制を発表。このため、今回の「金鶏百花電影節」も今月25日の開幕後、メーン会場に人気スター不在という寂しい状況が続いていた。そういった中で、知名度の高い人気女優が登場したため、メディアの取材攻勢が過熱化し騒動に発展したものとみられる。(翻訳・編集/Mathilda

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