人工中絶経験24回の女性も!避妊知識の欠落した人たち―湖南省

Record China    2013年9月30日(月) 2時2分

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28日、中国・湖南省婦幼保健院の統計によると、今年1〜8月の間に同病院で行った人工中絶手術は5000回を突破。その4分の1が過去に中絶を経験した女性だった。写真は中国の大学構内に張られた人工中絶の広告。

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2013年9月28日、中国・湖南省婦幼保健院の統計によると、今年1〜8月の間に同病院で行った人工中絶手術は5000回を突破。その4分の1が過去に中絶を経験した女性だった。人民網が伝えた。

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1982年生まれの宋さんは、これまでに同病院で最多記録となる中絶手術を24回受けている。彼女はほぼ毎年、中絶目的で同病院を訪れているという。

人工中絶手術を受ける年齢は低下傾向にあり、湖南省で今年中絶した女性の6割以上が未婚女性。20歳未満が全体の5%を占めた。最年少は15歳だったが、彼女にとっては3度目の中絶手術だった。同院の医師・崔超美主任は「不妊患者の9割に人工中絶経験がある。中絶手術はさまざまな婦人科系統の病気を併発する危険性がある」と警告している。

避妊方法には性病予防の観点からもコンドームの使用が最適だが、避妊薬の服用も効果的だ。ただし心臓疾患や糖尿病などの疾病を有する女性は服用すべきではない。緊急避妊薬は妊娠の可能性のある性交後に服用するものだが、強い副作用があり、失敗率も高く、異常児の出生率も高くなる。避妊リングは手術が必要で、すでに子供を育て上げた女性に適している。体外射精は避妊失敗率が23%と極めて高い。(翻訳・編集/本郷)

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