2013年9月30日、複数の日韓外交筋によると、韓国の朴槿恵（パク・クネ）大統領は東京が2020年夏季五輪招致に成功したことを受け、安倍晋三首相宛てに祝賀メッセージを送っていたことが分かった。日本メディアの報道をもとに中国新聞社が伝えた。

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同月8日、アルゼンチンのブエノスアイレスで開かれた国際オリンピック委員会（IOC）総会で2020年夏季五輪の東京開催が決定。その直後の9月上旬に朴大統領は訪問先のベトナムから祝意を表した書簡を送ったとされているが、具体的な内容は明らかにされていない。

朴政権は、歴史問題については妥協しない姿勢を維持しているものの、経済や文化などの分野では政治と切り離して交流を促進させたい意向で、今回の祝賀メッセージもこれを反映したものとみられている。

東京五輪開催決定については、これまでに韓国の劉震竜（ユ・ジンリョン）文化体育観光相も下村博文文部科学相に祝電を送っている。(翻訳・編集/碧海)