Record China 2020年1月16日(木) 18時40分
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タイに続き日本でも、中国湖北省武漢市で相次いでいる新型コロナウイルスによる肺炎の患者が確認された。写真は武漢の海産物卸売市場。感染患者の多くが同市場関係者。
タイに続き日本でも、中国湖北省武漢市で相次いでいる新型コロナウイルスによる肺炎の患者が確認された。
NHKによると、武漢に渡航していた神奈川県に住む中国籍の男性が帰国後に肺炎の症状を訴え、新型コロナウイルスへの感染が確認された。日本で感染者が確認されたのは初めて。
数日前には、武漢からタイを観光で訪れた中国籍の女性が、到着後に発熱など肺炎に似た症状を訴え、新型コロナウイルスに感染していることが確認されたと伝えられている。
これについて、中国SNSの微博(ウェイボー)では、「タイに続き、今度は日本。ウイルスは海外にまで広がっているのに、なぜ国内では武漢以外で確認されないのか」とのコメントに、「いいね」が多く付いており、中国国内で武漢市以外での感染事例がないことに疑問を感じている人が少なくないようだ。
また、「国外へは出るが省外へは出ない。愛国ウイルス」との皮肉コメントも、多くの人の共感を得ていた。
ほかには、「もうすぐ春節(旧正月)の連休が始まる。帰省や旅行で人がたくさん移動する時期。拡散が心配」「国がうまく対応してくれることを信じよう」などの声も上がっていた。(翻訳・編集/柳川)
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